こんばんは!kokoroです。
さて磨いていきましょう!の前に磨く塗装面についてお伝えしたいことがあります。
これを知って磨きを始めるのは大きくプラスになると思いますので。
それは塗装面の厚みです。普通乗用車〜軽自動車の場合、磨くことのできるクリア層は30〜50ミクロンくらいです。ミクロンでの表示はピンとこないですが、30ミクロン=0.03mmこれは45Lのゴミ袋に表記があったりします。うっすいなぁって思いませんか。一万円札の厚みは0.1mmですので100ミクロン。一万円札の半分以下の厚みの層を磨くことになります。
動画などを見たことがある方は知っていると思いますが、磨く際にはポリッシャーと言う機械を使用して磨くこととなります。
勢いよく回転する機械の先端にバフ(柔らかい毛が詰まってたり、スポンジ)をつけて、コンパウンド(研磨剤)で磨いていきます。磨く=削るです。
落としたいキズを埋めて目立たなくするワックスとは違い、落としたいキズが見えなくなるまでキズ周りを削る作業になります。削る研磨剤を細かいものにすると塗装面が整えられて艶が出ます。
けっこう気を使う必要のあるに作業になります。動画をみてとりあえずやってみっか!…はちょっと待ったほうが良いと思います。目立たない所で試したり、サブで使ってる車などで練習してみるのがいいと思います。
機械の角を当ててしまったり、集中的に力がかかりすぎてしまうと、クリア層がなくなり再塗装でしか直すことの出来ないキズ、色剥がれになってしまいます。
こう聞くと気が引けてしまうかもしれませんが、間違わずにやれば磨きは楽しいです。やっぱ自分の手でピカピカになる作業は満足感や達成感があって、ハマってしまうと抜け出せなくなるほどの魅力がありますよ。
ではでは。
最後まで読んで頂きありがとうございます。